C:大阪芸大の美術学科を総代で卒業されたとのことですが、現在はブライダルプロデュースのお仕事に携わっておられますね。現在に至る経緯を、お聞かせください。
大学卒業後、すぐに個展を開き、しばらくの間は、「画家になる!」と意気込んで活動しておりましたが、両親が大反対し、結婚するか就職するかの選択を迫られました。結婚は早いと思ったので(笑)、教員免許を生かして、社会福祉法人精神薄弱者通所施設の指導員を勤めさせていただきました。福祉関係は初めてでしたが、勉強させていただいているうちに、自分に向いているのかもしれないと考えるようになりました。しかし、もともとは、創作が大好きな私です。スペースコーディネーターの専門学校に通い、ショップディスプレイにも携わるようになっていきました。8年間、社会福祉法人に勤めましたが、結婚を期に退職せざるをえなくなり、フラワーコーディネーターのデザイン講師を引き受けました。その関係でお弟子さんが増えてきた頃、レストランウェディングのプロデュース依頼が来ました。当時、東京では、レストランウェディングが流行り始めていましたが、関西では、まだ知られていませんでした。
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C:それで、引き受けられたのが、現在に至るきっかけとなったのですか。
はい。最初は、レストランの開拓に行っても、「結婚式の二次会なら出来ますが、ランチ時は無理です」と言われるケースがほとんどでしたが、どうしてもやらせてくださいと頼み込み、お引受け下さったお店で実現させました。それが、16年前です。
C:最初のレストランウェディングは、いかがでしたか。
場所が決まってから、ドレスも一枚縫い、招待状は一からオリジナルでデザインして印刷、引き出物は陶芸家にひとつずつ手作りしてもらってラッピング、といったように、すべてオーダーメイドの結婚式になりました。船上で人前式の後、披露宴はレストランで行いました。
C:それから、どのように広がっていったのですか。
その挙式に参加されていた友人からの依頼といったように、面識の無い方からの依頼が来るようになり、事務所が必要だと感じるまでになりました。 |
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C:それで、現在に至る…ということなのですね。こちらの事務所には、手作りのウェルカムボードやリングピローなどがありますが、細かいアイテムまで、すべてオーダーメイドなのでしょうか。
はい。四季彩館リベルタでは、どこにもない、誰にも真似できない、ひとつひとつが手作りのウェディングを提案し、ご希望に合わせて、たったひとつのウェディングを作り上げています。ですから、ご希望に合わせて、ひとつひとつ作り上げていきます。 |
C:そういう場面において、須貝さんがアーティストとして活躍されるということですね。
結婚されるお二人の為に、オーダーメイドのウェルカムボード等を創らせていただいたりしています。 |
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C:選ぶのではなく、作り上げるウェディングということですね。ご苦労も多いと思うのですが、お休みはとっておられますか。
4年前位から、レストランウェディングブームになり、ブライダルの立ち上げ事業や研修・教育、オペレーション指導で、忙しくなってから、あまり休みはないのです。ただ、我が家は、夫が仕事を辞めて、この事業を手伝ってくれながら、家庭のこともしてくれています。二人目の子供が生まれる頃から、益々忙しくなって、今の形になりました。最低月に一度は、家族全員で映画を観て、食事をしに行くというのが、唯一の楽しみです。それと、1年に1回は一泊で家族旅行に行きます。
C:なんと、素晴しいご家庭ですね。羨ましいです。子供さんは、須貝さんには、どのような接し方をされますか。
シーズンオフ等に、土日休みで自宅にいたりすると、長男は「お母さん、どうしたの?」と心配してくれます。しかし、だらしない母親の姿を見たくはないようで、休日でも、ゆっくり寝かせてもらった後は、きちんと身だしなみを整えさせられます(笑)。 |
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C:いつも、はつらつと働いておられるカッコいいお母様が、大好きなのでしょうね。 夢について、お聞かせください。
出来るだけ長く現場にいて、一組でも多くの、悔いの無い婚礼をお手伝いしたいですが、これからは、ブライダルの立ち上げ事業や研修、また講演活動等を拡大させたいと思っています。
C:1Fのカフェ、茶蔵も須貝さんプロデュースのお店ですか。
はい。1年前にオープンしました。最初は、スタッフが打ち合わせをするのも、事務所ではなくて、美味しいお茶や食事を頂きながら、落ち着ける場所で出来たら良いねという茶蔵のオーナーからの提案が、きっかけでした。今は、茶蔵の周りの方々が誰でも、気楽に落ち着ける、ゆとりの場所になれば良いなと考えています。
C:最後に、これから、起業しようとされている女性へのメッセージをお願いします。
自分の生き方を貫いて、悔いのない人生を送ってください。
C:どうも、ありがとうございました。 |
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